トリキュラーの使い方とステロイド剤への注意

トリキュラーなど低用量ピルは、正しい使い方をすればほぼ確実な避妊効果を得られます。ここでは、トリキュラーの特徴や使い方、注意点について解説します。
ピルは、1周期中のホルモン量の変化によって、1相性ピル、2相性ピル、3相性ピルの3種類に分類されますが、トリキュラーはこのうちの3相性ピルになります。3相性ピルは、ホルモン成分が3段階に変化し、製品によって変化のしかたが異なります。トリキュラーの場合、本来のホルモン分泌のパターンに似せることで、避妊効果を維持したまま、子宮内膜を安定させて不正出血を起こりにくくしています。ただし、毎日飲む順番を間違えないように、注意が必要です。
トリキュラーは21錠タイプと28錠タイプがありますが、いずれも実薬は21錠で「6錠、5錠、10錠」と成分が3段階に変わります。シートには、初日から飲む順番が記されていますので、順番通りに飲んでいきます。通常は生理の初日に服用を開始し、1日1錠同じ時間帯に飲んでいきます。21錠タイプを飲み終えたら、7日間服用を休んでから次のシートの1日目から飲み始めます。28錠タイプなら、休まずに飲み続けて、次のシートを始めます。28錠タイプの最後の7錠は、成分の入っていないプラセボ薬なので、飲み忘れが心配な場合には、こちらがおすすめです。
低用量ピルの使い方では、他にも注意点があります。ステロイド剤や抗生物質など他の薬と併用すると、ピルの吸収が悪くなって避妊効果が低下したり、薬の作用が強くなることがあります。そのため、薬を処方してもらう際や、以前から薬を処方してもらっていて新たにピルを使用する場合などは、医師や薬剤師に相談しましょう。ステロイドは喘息の薬などに使われており、併用するとステロイドの作用が強くなります。